子どもの遊び環境を充実させるため、『移動式遊び場』をつくり、放課後や休日などに学校の校庭や公園、広場を巡回して様々な遊び展開するため、クラウドファンディングに挑戦しました。
『移動式遊び場』とは、「遊びを引き出す道具と素材」を積んで「遊びを支援するプレーリーダー」とともに地域を回る「わくわくを積んで移動する車」です。
プロジェクトの概要
「すみだの夢応援助成事業」を活用し、ガバメントクラウドファンディングにより資金を調達し、移動式遊び場の創作しました。
本プロジェクトは、わんぱく天国で開催したキックオフイベントを皮切りに、遊びについて学ぶ学習会、プレーリヤカーによる遊び場づくり、車を調達しての移動式遊び場づくりワークショップなどを行いました。
すみだの夢応援助成事業とは?
すみだの夢応援助成事業とは、「地域を盛り上げたい」「地域の困りごとを解決したい」「新しいことにチャレンジしたい」といった地域を元気にする活動(すみだの夢)を応援する制度です。
決められた金額が交付される一般の助成金とは異なり、区が提供するクラウドファンディングの機会を活用し、そこで集めた寄付金が助成金として交付されます。団体の働きかけによって助成額が変動する、ユニークな事業となっています。
キックオフイベント「わんぱく天国に移動式遊び場がやってくる!」
日本全国を駆け回り、遊びをつくっているかーびーの『移動式遊び場』が墨田区のわんぱく天国にやってきました!!
また、遊びのプロフェッショナルと一緒に遊びについて考える『こあつまり』も同時に開催しました。
『移動式遊び場』学習会
墨田区で子どもに関わる活動をしている方を対象に「あそび」や「移動式遊び場」についての学習会を開催しました。
第1回 移動式遊び場学習会「“あそぶ”を学ぶ」 TOKYO PLAY 代表理事 嶋村 仁志
第2回移動式遊び場学習会「移動式遊び場の可能性」 移動式あそび場全国ネットワーク 代表 星野 諭
第3回移動式遊び場学習会「ドイツと日本の遊び」 日本冒険遊び場づくり協会 代表 関戸 博樹
第4回 移動式遊び場学習会「遊具の「これまで」と「これから」」 千葉大学 環境デザイン研究室 教授 原 寛道
プレーリヤカーによる遊び場づくり
移動式遊び場への啓発と機運醸成のために、10月から1月にかけて、わんぱく天国や立花一丁目団地の広場でプレーリヤカーによる遊び場づくりを行いました。
移動式遊び場をつくるワークショップ
「みんなで“つくる“移動式遊び場プロジェクト」
ワークショップ「みんなで“つくる“移動式遊び場プロジェクト」を開催し移動式遊び場をつくりました。
13名の小学生とともに車の塗装や大型遊具の製作を行いました。
ワークショップの詳細は動画をご覧ください。